子育て中の悩み

映画を子供だけ見に行けるのは何歳から?気を付けることは?

映画 子供だけ 何歳から

映画といえば子供が幼児の間はもちろん親子で鑑賞するのが基本ですが、子供が大きくなるのに従って、だんだん「友達同士で行きたい」などと言うようになってきます。
 

また、親子共通で楽しめる内容の映画であればよいのですが、明らかに子供向けで、親はただの付き添いで入るだけの場合。

ただの付き添いだけで、子供の2倍近い料金を払わなくてはいけないというのも、正直もったいない気がしますよね?
 

映画館では、ちらほら子供だけで鑑賞しているグループも見受けられますが…。

一体何歳くらいから、子供だけで見に行けるものなのでしょうか?
 

そこで今回は、映画を子供だけで見に行かせられるようになる年齢の目安と、注意点についてお話させていただきます。
 

映画を子どもだけで見に行けるのは何歳から?

映画 子供だけ 何歳から
中学生くらいになると、映画館に限らず子供だけで遊戯施設に出入りすることは珍しくありません。

逆に未就学児だけでの鑑賞は、映画館のほうで禁止になっている場合も多いですし、親自身もまだまだ心配ですよね。

子供だけで観られるかどうかを迷うのは主に小学生の年代でしょう。
 

映画館としては、「小学生以上であれば子供だけでの鑑賞は可能」としているところが多いようです。

また、これは想像がつくと思いますが遅い時間帯(夜間)の映画は、各自治体の条例によって子供の鑑賞自体を禁止しているところがほとんどです。
 

条例やルールでいえば、「小学生以上で昼間の時間帯」であれば子供だけでの鑑賞は可能ということになります。
 

小学校低学年からOK?

映画館で、どう見ても小学校低学年以下にしか見えない子供だけのグループを見かけることは実際にあります。

しかし低学年の子供だけの鑑賞については、親は「大丈夫」と思っていても周囲の視線としては厳しいものが多いようです。
 

そういった低学年だけのグループに遭遇した人の意見として、

  • 2時間近い映画をじっと見ていられず、うろうろ立ち歩きまわっていた。
  • 隣に座った知らない子が、映画の間中話しかけてきて迷惑だった。
  • 小さい子は急に鼻血を出したり嘔吐したりすることがあるため、保護者が近くにいないと対応できる人がおらずスタッフがパニックになる。

といったものが見受けられました。
 

また、親の気持ちとしても、じっと見ていられるのか心配、といったものから痴漢などの犯罪に巻き込まれないか?という心配もあり、この年代ではまだあまり、子供だけでの鑑賞に肯定的な人は少ないようです。
 

高学年から徐々に行かせる派が増加

一方、高学年になってくると体も大きくなり、精神的にも随分しっかりしてきますので、子供だけで見に行かせるという人も増えてきます。

また、保護者同伴で映画を見に行くことを、子供自体が嫌がるようになってくるお年頃でもありますので(笑)、必然的に高学年から子供同士だけでの鑑賞は増えてくるようです。

何かトラブルがあったときの対応がある程度自分でできるかどうか?が分かれ目になってきます。
 

映画を子供だけで見に行かせるなら約束事を作っておく!

映画 子供だけ 何歳から
映画を子供だけで喪に行かせる場合、2つの側面から心配事が出てきます。

  • 子供が周りに迷惑をかけるような振る舞いをしないか?
  • 痴漢などの被害に遭ってしまわないか?

そういった心配事をクリアにするためには、子供との間にいくつか約束事をしておくことが大切です。
 

マナー面での約束事

周囲の人に迷惑をかけないためには、例えば以下のような約束事をしておきましょう。

約束事
  • 上映中はおしゃべりしない。
  • 前の座席を蹴ったり、トイレ以外で座席を立ったりして騒がない。
  • ポップコーンは持たせない。(音もしますし、ぼろぼろこぼしがちです)

防犯面での約束事

映画館には子供や女性を狙った痴漢が多いのは事実です。

わが子を危ない目にあわせないために、出来るだけ手を打っておきましょう。

  • 通路側の座席に座る。(何かあったときにすぐ動けるように)
  • トイレに行くときは必ず2人以上で行く。(映画館ではトイレで痴漢が多発します)
  • 携帯電話を持たせ、ボタン一つで親につながる状態にして手にもって鑑賞する。

子供だけでの映画館は子供の年齢や性格から考えよう!

子供だけで映画を見られるかどうか?の判断は、子供の年齢だけでなく子供自身の性格によっても大きく変わってきます。

高学年でもじっと座っていられないタイプの子もいれば、低学年でもしっかりルールを守って鑑賞できる子もいます。

また、お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒であれば、低学年の子供でも親不在での鑑賞は可能な場合が多いでしょう。
 

子供だけでの鑑賞が可能かどうかは、その子それぞれの年齢や性格、状況から総合的に判断しましょう。

まとめ

今回は、子供だけで映画を見に行ける年齢の目安についてお話させていただきました。

いろいろな心配事が少なくなってくる、小学校高学年からがオススメですね。

本人がどんなにしっかりしていても、トラブルに遭ってしまう場合もありますので、大切なお子さんを守るためにもしっかり判断してあげて下さい。
 

とはいえ、子供だけで映画を見に行くのって、本人にとってひとつ大人になったような達成感もありますし、いい経験になることは間違いないです。

時機を見て、親御さんの感覚で十分いけそうだなと感じたら、ぜひ挑戦させてあげてみてください♪